そうだ!新しいものを取り入れよう
社長日記【第四話】
頑張って284話まで続くかな?
どうも最近プライベートが忙しすぎて日記の更新頻度が月に一回にまで落ち込んでしまっているあの284社長です。忙しい理由は先の社長日記【第3話】で申し上げている通りなのだが、最近その忙しさにふとあることに疑問を抱く。
業務(or 勉強)効率が他と比べて落ちてきているのではないか?。。。と
情報化社会の波はカンボジアにも到達しており、ツールのデジタル化は今やどの業界でも必須となってきている。さらにコロナ下においては情報伝達手段そのものが見直されてきており、カンボジアでもテレワーク・テレコミュニケーションが様々な企業で取り入れられている反面、現場で働く社員の精神的な閉塞感やストレスにも繋がっているのも事実である。ニハシ社長が片足を突っ込んでいる医学界も同様の傾向が見られ、今時辞書や医学書を鞄に入れて持ち歩く医学生というイメージはもはや前時代的なものとなっている。
そんな波の中、ニハシ本社では「社内機械化計画案2020」が粛々と推し進められており、現在多種多様なプラットフォームが社長の独断により次々と採用されている。今回はその中でも特に「時代を変えた」ツールについてご紹介しようと思う。
1。iPad (第1世代→第7世代)
特にニハシ社長が愛用しているのは手書き機能付きのiPadで人体の構造や生理機能を「お絵かき」をする医学生にとってなくてはならない一品である。iPadの最大の利点はその大きさもさることながら、様々な教材や論文(PDF)を「横断検索」することができ、欲しいワードひとつで過去のあらゆる文書を抜粋検索できることである。日本では紙媒体を電子化、つまり「自炊」できるアプリも話題となっているのでこちらも是非試してみて欲しい。
2。iPhone (第5世代→第7世代)
カンボジアの日常生活において『三種の神器(身分証明書・現金・携帯)』をもっていなければリアル難民になることは間違いない。先のブログでも紹介した Wing やTrue Money を代表する電子送金システム、また Food Panda や Nyah24 を代表するデリバリーサービス、Grab や Passapp などのトゥクトゥクを手配するサービスなどは全て携帯アプリを介して行われているため、「携帯を持っていない人」=「手を失った人」という差別的発言もあちこちで聞く。
3。ルミナール(なし→ルミナール)
ニハシ社の画像編集部では人工知能(AI)を用いた編集ソフト「ルミナール4」を活用しており、プロの写真家が現在愛用しているフィルターが現在60種類以上搭載されていることで有名である。個人的には画像編集の観点から美的センスのある人あるいはプロのカメラマンなどがこぞって使用しているイメージである。
4。フィモーラ9 (なし→フィモーラ9およびフィモーラプロ)
言わずもがな動画編集ソフトである。「初心者でも直感的に操作できる」というキャッチフレーズに目を惹かれ、購入した動画編集プラットフォーム。ニハシ社では期待の新人が好んで使用しているツールであり、現場で撮影された素材やオンラインで得たフリー素材を自由自在に使いこなしている(一方で「これならイケる!」と調子に乗ってフィモーラプロを買い、その扱いに困っている社長がいることについては考慮しないでもらいたい)。ちなみに(数こそ少ないが)ニハシ社が投稿している動画は全てこれを用いて作っている。
5。本格翻訳10(Google Translate →本格翻訳10)
ニハシ社長にはカンボジアの大手銀行での就職経験もあるのだが、翻訳ソフトといったものは特に使用しておらずそこでは日々「気合と根性」によって業務に臨んできた。今になって思い返してみれば、金融業界は未経験であったため、医学論文チックな資料を次から次へと量産していたかのように思う。ニハシ社では翻訳者と校正者によるボケ防止、あるいは客観的な文脈理解力を高めるため、ソースネクスト社が提供する「本格翻訳10」を採用した。
【ちょっとした製品紹介】
What is your height? の和訳:
あなたの身長はなんですか?(←Google Translate)
あなたの身長はどのくらいですか?(←本格翻訳10)
身長なんぼあんの自分?(←近所のおっさん)
6。その他カメラ機材など
その他、カメラのブレを抑える機材や照明、解像度の高いBenq製スクリーンモニターなどを導入した。
社内機械化にあたって「素敵やん!」と思える点
1。「情報」という引き出しが常に手の届くところにあること。
2。ツール小型化により1人何役もできること
3。自社が提供するサービスの質や処理速度が大きく向上すること。
社内機械化にあたって「ダルいなぁ」と思える点
1。その導入・メンテナンス費用がかかること
2。いかんせん水に弱いこと。
3。サイバー攻撃やハッキングに巻き込まれる危険性があること。
結びの句
従来のやり方を採用している企業様と機械化を推し進めている企業様との業績についての資料などの翻訳依頼がよく手元に舞い込んできますが、そこでは一般的に「社内の機械化は従業員の士気向上や業務効率化、さらに業務時間の大幅短縮につながる」とされています。あと新しいものに対する好奇心はカンボジア人の方が旺盛であるように感じる今日この頃です。
引き続き今後も社長日記は日々査読、更新して参りたいと思います。
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